※サムネ引用:AmazonHP
X(旧Twitter)で、こんなキーワード(記事タイトル)がトレンド入りしているのを見かけて
「なんだその矛盾満載の文章はwww」
なーんて思いかけて、すぐに
「いや、たしかにあるな・・・」と、一つの映画を
また思い出してしまう
今でこそ流行りの映画には疎い私ですが、大学生時代は近所のTSUTAYAにアルバイトで勤めていたこともあり
当時レンタル棚に陳列されている映画の多くには目を通していましたので
それなりの数の映画についてはみたことあるあるwwwと話せるつもりです
※15年以上前は”アルバイトレンタル無料”という夢のように思えるシステムも、サブスクが流行り出してからは特に魅力も感じなくなったのでしょうね🙄
当時を思い返すと、まだケロロ軍曹のアニメが放送中だった気もしますし
ハリーポッターも完結していないし、
スパイダーマンとかパイレーツオブカリビアン等々、人気の作品はいつもレンタル中でみられなかった思い出がある気がします(曖昧です)
今ならほんとに観たかったらネットでポチりですもんね。思い出に浸るだけでも時代を感じます
映画は良くも悪くも、時折強烈な印象を残すものとの出会いがありますが、
それをそのまま万人におすすめできるか?
といえばそうではありませんよね
例えば私が「石川澪」さんや「八掛うみ」さんがいかに魅力的で、いかに長期的に楽しめる素晴らしい作品であるかを力説したとしても、
『『あ〜そういうスタイルが趣味なんですね・・・?』』
なんて言われた日には立ち直れません(全て好きです)
映画も同じで、人には好みがあり、そしてそれは千差万別なのです
「すずめの戸締り」面白いよね という簡単な話題すら、
今の私には恐ろしいわけです
ちなみに個人的な好みなので責めないで欲しいんですが、
「戸締り」は開始15分でラストシーンまで飛ばして「なるほどね」と納得して視聴終了しました
絶対に勧められないオススメ映画
と、こんな感じで昔は結構な数映画を嗜んでいたので
今回、X(旧Twitter)で話題となっているこの矛盾したトレンドワードが気になったのです
もうザッと見渡しただけでもランキングなんて難しいほど(面倒)千差万別な意見だらけでしたので、
とりあえずAIに聞いてみます
ジャンルとして多いのはやはりホラー系でしょうか
人間のホラーも、霊的なホラーもひっくるめて、『怖い』は人を惹きつけつつも、他人には勧められないジャンルかと思います
X(旧Twitter)を眺めていて気になった作品を少し挙げてみましょう
ソドムの市
AmazonHPリンク ソドムの市 ~制作40周年記念~ [DVD]
ハウス・ジャック・ビルト
二トラム
黒い家
私の『絶対に勧められないオススメ映画』
最後に、私の思い出の作品をご紹介します
怖いなーって思った程度の映画であれば、星の数ほどあるんですが
『人には勧められない』
という前提で真っ先に思いつく作品は、この一作だけです
それがこちら、
『エレファント』
AmazonHP リンク 『エレファント デラックス版 [DVD]』
99年4月20日にコロンバイン高校で起きた二人の生徒による銃乱射事件。同じ事件を起点としたマイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』が“事件と社会の因果関係”を声高に主張したのに対し、本作は“生徒の日常”を淡々と描くだけ。平凡でつつましく、しかしどこか不安定な高校生たちの日常。事件直後にはコンピュータ・ゲームやヘヴィ・メタルの影響が叫ばれたが、そんな分かりやすい理由を求めるのは大人の事情。実際にはもっと些細な感情の糸が交錯し、犯人自身ですら、何が原因かも分からないまま事件が起こったのではないか。表情も変えず、静かに人を殺していく主人公たちからは、“分からない”ということが分かるだけ。
引用:AmazonHP
(筆者の感想)
なんの救いもなく、解決策もわからず、ただただ恐ろしく、そして悲しい作品
視聴して、かれこれもう10数年以上経過しているのに、一切薄れることのない恐怖
できることならもう2度と観たくはない映画
でも、何度も頭の中で再生されてしまう物語
圧倒的な情景と感情移入
深い悲しみと、行き場のない衝動
友情や恋愛、音楽などでは誤魔化せない青春の終着点をこの映画に見た気がします
「毎日楽しくねーなーつまんねーなー」
とか甘ったれたことを考えていた大学生の私の脳天に突き刺さった作品です
夏の映画として最適だと思います
人に対しての得体の知れない感情が芽生えるかも
おすすめはしませんが
Amazonレビューに興味深いものがありましたので、最後にどうぞ
この映画は面白いとか感動といった評価の範疇にない。深い思想や心を打つ衝撃もない。だから本当は点数をつけるようなものではないのかもしれない。
「映画」とか「作品」と呼ぶことさえためらわれる気がする。
ただここには一つの世界がある。世界の手ざわりがある。もちろん多かれ少なかれ映画とは一つの世界を創り上げることなのだけど、『エレファント』の世界は質が違う。
他の映画とは別の水準にある。上回っている、という意味ではない。上下ではなく、種類が違う。別物なのだ。印象的なのは柔らかな光、水中にいるようなくぐもった音、秋という季節の感触、だけれども、それらが映画を構成するモチーフにはなっていない。世界にあるものをそのまま写し取ってきただけ、という感じがする。
引用:AmazonHP
こんな感じで、今回はおしまい!
⇩えっっっっっtな宣伝注意!