
「これ、どうやって捨てればいいの?」



使い終わったモバイルバッテリーを手にした瞬間、そんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?
私はかつて何の知識もないまま、可燃ごみに出してしまいそうになり、家族に叱られて気がつく、という恥ずかしい思い出があります。
そんな私が最近知ったのが、「ヤマダ電機でモバイルバッテリーを処分してくれる場合がある」という情報。確かに便利そうに見えますが、実際には“対応している店舗”と“していない店舗”があり、事前に確認せずに持ち込んでも断られることがあります。
この記事では、私のように「知らずに危ない目にあってしまった人」を一人でも減らすために、ヤマダ電機の回収対応について以下の点を中心に解説していきます。
この記事でわかること
・ヤマダ電機でモバイルバッテリーを処分できる条件
・無料回収の対象となるバッテリーの種類
・断られるケースや注意点
・自治体や他社との処分方法との違い


ヤマダ電機でモバイルバッテリーを処分できる?
モバイルバッテリーを捨てようとして、「どこに持ち込めばいいんだろう?」と迷ったことはありませんか?私が最初に思い浮かんだのは、近所のヤマダ電機さんでした。大手家電量販店なら、きっと回収してくれるだろうと期待して足を運びましたが、そこで意外な落とし穴に気づくことになります。
まず結論から言えば、ヤマダ電機さんでは一部店舗に限って、モバイルバッテリーの回収に対応していることがあります。
しかし「どの店舗でも」「無条件で」受け入れてくれるわけではありません。
実際、私が訪れた店舗では、「充電式電池のリサイクルには協力していますが、モバイルバッテリーのような外装付き製品は一部のみ受付対象です」との案内を受けました。つまり、バッテリーパック単体(18650型など)やPSE認証付きの製品であっても、破損していたり、異常発熱の懸念があるものは断られるケースもあるのです。
回収対応の有無は、主に以下のような要素で変わることが多いと考えられます。
- 店舗ごとの管理方針やスペースの都合
- 回収委託先(一般社団法人JBRCなど)との契約内容
- 対象が「家庭用小型充電式電池」に分類されるか否か
一見すると全国展開している大手だからこそ安心して任せられそうですが、回収対象かどうかを確認せずに持ち込むと、二度手間になる可能性も高いです。
私自身、最初に訪れた店舗で断られ、別の店舗を調べ直す羽目になりました。結果として「事前にWebや電話で確認しておくことの大切さ」を痛感しました。
✅ ポイントまとめ
・ヤマダ電機の店舗ごとに回収対応の有無が異なる
・PSEマークや状態によっては断られる場合あり
・事前確認が失敗回避のカギ
参考 公式HP:https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaisyu



モバイルバッテリー、とは書いてはいないんですね・・



念の為、実際に行く店舗に事前に確認しましょう
ヤマダ電機で処分する際の注意点と手順
「せっかく持ち込んだのに、引き取ってもらえなかった…」
これ、私自身が経験した苦い失敗です。ヤマダ電機さんにモバイルバッテリーを持っていけば、当然引き取ってもらえると思っていたのに、受付カウンターで「こちらではお受けできません」と言われた瞬間、顔が真っ赤になりました。
この失敗から学んだのは、処分の際には“ルール”と“手順”を事前に把握しておくことの重要性です。
以下に、ヤマダ電機で処分する際の基本的な手順と注意点をまとめます。
まず、受付は多くの場合、店内の「サービスカウンター」で行われます。そこにバッテリーを持ち込み、「バッテリーの処分をお願いできますか?」と一言声をかけるだけでOK…と思いきや、ここで確認されるのが以下のポイントです。
※「多くの店舗では回収ボックスを設置しておらず、サービスカウンターでの受付となりますが、店舗によっては回収ボックスを設置している場合もあります。事前に店舗に確認することをおすすめします。」
※「リサイクルマークのない製品は、店舗によって回収対象外となる場合があります。事前に店舗に確認することをおすすめします。」
- リチウムイオン電池かどうか
→ ニッケル水素など他形式だと対応不可の場合も。 - 破損や膨張がないか
→ 危険物と判断されると受け取りを断られます。 - PSEマークの有無
→ 家電扱いになる場合、一般回収対象外とされるケースもあります。 - 端子部分がむき出しでないか
→ ショート防止のため、絶縁処理(ビニールテープなど)しておくと好印象です。
また、私が試した店舗では身分証明書の提示などは不要でしたが、店舗によってはリサイクル証明のために記録を取る場合もあるそうです。念のため、保険証や免許証などを持っていくと安心です。
つまり、「ヤマダ電機ならOK」という安心感だけで飛び込むのではなく、
状態・形式・安全性が揃っていて、店舗が対応していることが大前提だと認識しておきましょう。
✅ 注意点まとめ
・破損・膨張しているバッテリーは断られる可能性あり
・PSEマークの有無や絶縁処理も重要な判断材料
・受付時はカウンターに直接声をかけ、必要なら事前に電話確認を
他の処分方法と比較してヤマダ電機はおすすめ?
ヤマダ電機さんでの回収がうまくいかなかったとき、私は真剣に悩みました。「じゃあ、どこで捨てればいいの?」と。実はモバイルバッテリーの処分には、ヤマダ電機以外にもいくつか選択肢があります。そして、それぞれにメリットとデメリットがあることを知りました。
まず代表的なのが、自治体のリサイクル拠点やゴミ処理施設への持ち込みです。市区町村によっては、定期的に小型家電の回収ボックスが設置されていたり、資源ゴミの日に回収されるケースもあります。ただしここでも「発火の恐れがないか」「リチウム電池かどうか」などの条件が厳しく、自治体ごとにルールが異なるため、事前の確認は必須です。
次に候補となるのが、他の家電量販店やホームセンターです。たとえばビックカメラさんやエディオンさんでも、一部店舗でバッテリーの回収を行っている場合があります。私が実際に確認した店舗では、「製品の購入履歴がなくてもOK」「ただし1人1個まで」「破損・膨張はNG」といった独自ルールがありました。
それに比べて、ヤマダ電機さんは比較的店舗数が多く、郊外型店舗も多いためアクセスしやすいのが大きな魅力です。地方在住の方や高齢者世帯では、徒歩圏内に回収対応可能な場所がヤマダ電機しかないということも珍しくありません。
さらに、災害対策の視点でも正しい処分は重要です。私は、東日本大震災のときに「処分せず放置していたモバイルバッテリーが突然発熱した」という被災者の話を聞き、処分の遅れが命に関わることすらあると痛感しました。
その意味では、ヤマダ電機をはじめとした“身近で安全に処分できる拠点”の存在は非常に価値があると、今では強く思います。
✅ 比較のポイントまとめ
・自治体や他社でも処分可能だが、条件や受付の有無はさまざま
・ヤマダ電機はアクセスのしやすさと信頼感が魅力
・災害時の安全確保にも、早めの処分が推奨される
さいごに
バッテリー、どう処分していいか不安で放置していませんか?
私も以前は、家の中に置いておいても不安だし、どうしていいかわからず放置していた経験があります。
そのとき初めて、バッテリーというのは「ただの電池」ではなく、適切な処分をしなければ命に関わる危険性があるモノなのだと身をもって理解しました。
今回紹介したヤマダ電機さんをはじめとする家電量販店での回収は、そうした事故を未然に防ぐ手段のひとつです。
もちろん、全店舗で対応しているとは限りませんし、対象バッテリーの条件や状態によっては断られる可能性もあります。でも、少なくとも「誰に相談すればいいかわからない」と悩むより、まず動いてみることが大切だと、私は声を大にして伝えたいのです。
もしあなたの手元に、「もう使わないけど捨て方がわからないモバイルバッテリー」があるなら、今日がその第一歩です。
事故を未然に防ぐという意味でも、ぜひお近くの店舗に確認してみてください。
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✅ この記事のまとめ
・ヤマダ電機での回収は可能だが、事前確認が重要
・バッテリーの種類や状態に注意すべき点がある
・災害や事故を防ぐためにも、早めの処分をおすすめ